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2012.12.17 00:00


『冷凍食品のお好み焼き、メーカーは加ト吉、おにぎり二個、いくらとチキンマヨネーズ、
ペットボトルの冷たいお茶が切れている、アーモンドチョコレート、
素麺のつゆ、単四電池四個、発泡酒ロング缶三缶、というのが、
携帯に電話をかけてきてヤスオが頼んだ品々で、
私はそれを復唱しながらコンビニエンスストアの店内を歩く。』


bookエコノミカルパレス

34歳フリーターの「私」は、同じくフリーターのヤスオと小さなアパートで同居している。
ヤスオは「タマシイがない」と言っては、派遣の仕事をあっさりと辞め
せっかくもらえる失業保険も、ハローワークの面接に行かなかったことで
認定が下りずお金を受け取れない。

一方の主人公も、なかなかフリーターの域を抜け出せず
コンビニ代はだれが出すだの、預金残高がわずかだのと
お金の心配ばかりしている。

なんだかね、けっこう身につまされるシーンばかりで
くらーい気持ちになってしまうのですよ。。。
一文無しの友達が転がり込んでくるとか、消費者金融で借りたお金で洋服を買ってすっからかんとか
なにやってるんだろうな~って、ひとつも共感できないんだけど
このザワザワする嫌な感じとか、抜けだせない蟻地獄感みたいなのを書かせたら
角田さん、ほんっとに上手いなぁって思うんですよね。

エコノミカル・パレス/角田光代  177P
お気に入り度:★★★☆☆

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タグ : 角田光代 長編小説

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