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2012.12.13 01:12


『薄いみず色の封筒を開け、カードを取り出してしげしげと眺め、
「うげ」蒲生充留は顔をしかめた。「趣味わる」
「なになに」台所で、冷蔵庫をのぞきこんでいた北川重春が
ふりかえって訊く。』


book三月の招待状

大学の同級生の正道と裕美子夫婦から、離婚式の招待状が来た。
離婚式!?
招待状を受け取った充留、麻美、宇田男は式に駆けつけ、久々の再会を果たします。
そして彼らの関係は、それぞれの恋人や夫を交えながら微妙に変化していきます。

大学というものにまったく愛着がない、充留の恋人重春から見たら
「わちゃわちゃしてて、愛校精神に縛られているような」彼らだったけど
仕事に悩んでいたり、夫の関係に悩んいたり、昔の恋に悩んでいたり。

学校を卒業して、仕事をするようになったり、家庭を持ったりする年齢って
子供の頃はずいぶんこなれた大人のように見えていたけど
実はまだちゃんと大人にはなれていないように思います。

夫との生活に希望を持てなくて、同級生の宇田男に惹かれていく麻美は
角田さんの作品にたびたび出てくる、ちょっとめんどくさい勘違いキャラ。
思い込みが強くてあまり関わりたくない感じなんだけど
つい怖いもの見たさで観察しちゃうんですよね(笑)

三月の招待状/角田光代  281P
お気に入り度:★★★☆☆
第16回(平成21年/2009年)島清恋愛文学賞候補

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タグ : 角田光代 長編小説

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