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2012.09.02 18:00


『目覚まし時を手探りでつかみ、目の前に持ってきた。
右目を開けて見る。十一時十五分。
時計を床に戻し、首を窓に向けた。
カーテンは光輝き、部屋に舞う埃を照らしている。』


・・・夏休みにけっこうゆっくり本を読めたので、読書日記も少しずつアップしていきます・・・

それまであまり聞いたことのなかった著者の本を読もうと思ったのは
数年前、「嫌われ松子の一生」を読んではまったから。
続いて読んだこの作品もすごく面白かった記憶を思い出し
もう一度読んでみることにしました。

bookランチブッフェ

でも・・・あらら?

タイトルになっている「ランチブッフェ」は、毎月ランチに集まっては
愚痴を言ったり、学生時代の思い出話に花を咲かせる中学時代の同級生の主婦グループ。
彼女たちがホテルのブッフェを食べながら、ふとある同級生のことを思い出すのです。

よくありそうな光景ですが、なんとなく違和感を感じるんですよねー。
男性から見た「主婦像」、なのかなって印象なの。
勝手にミステリーめいた展開があると期待していたせいかな、
なんだか話の展開があまりにもあっけなくて、平凡に思えてしまって。
これがキレのいい女性作家さん(林真理子とか?)だったら
もっと小気味よく、女性のしたたかさとか、ずるさを書いてくれたんだろうなーなんて。

その他、別れた夫婦の元に不思議な手紙が届く「二通の手紙」や
妻の妊娠に喜びいっぱいのはずの夫が、次第に不気味な妄想に怯える「やくそく」などは
まあまあ面白いなと思ったものの、やっぱりすべてが男性目線。
男性が読んだら面白いと思うのかもしれませんね。。

こう書いていてふと気付いたのですが、なんとなく古さを感じるのかなぁ。
たかだか10年くらい前の作品で、数年前は面白いと思ったはずなのに
ITを題材にした作品「電脳蜃気楼」は特に、あっという間に古びて見えてしまうのかもしれません。

この著者は、また違う作品にトライしてみようと思います!

■収録作品■
・二通の手紙
・混入
・ランチブッフェ
・電脳蜃気楼
・やくそく
・山の子

ランチブッフェ/山田宗樹 253P
お気に入り度:★★☆☆☆

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タグ : 山田宗樹 短編小説集

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