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2012.10.29 20:07

秋晴れのある日、コスモス公園を散歩してきました

コスモス5608

閉園間近で、人もまばらな時間

コスモス5614

沈みはじめた低い太陽が、横からコスモスを照らして

コスモス5609

わずかな夕日をからだいっぱいに浴びて

コスモス4288

園内に夕焼け小焼けの音楽が流れ出したら、もう閉園の合図

コスモス5611

さあ、そろそろうちに帰ろう!

コスモス5626


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テーマ : 季節の花たち - ジャンル : 写真

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2012.10.28 11:24


『黙々と仕事を続ける水城さんに見入っていた。
段ボールケースに腕を突っ込み、缶コーヒーを取りだしている。
腕を折り曲げたまますくい上げると、肘の内側に缶が積み上がった。
190ミリリットル缶、通称イチキュウ缶だ。』


芥川賞を受賞した、伊藤たかみさんの作品を読みました。
そして今回初めて知った事実。
伊藤たかみさんって男性だったこと。
そして角田さんの元旦那様だったということ!
book八月の路上に捨てる

自動販売機の缶補充の仕事をする敦。
先輩の水城さん(女性)とは、なんでも話し合える仲だ。
今の恋愛のこと、失恋のこと、結婚のこと。
ところが実際の妻とはなにかとかみ合わず、離婚も時間の問題であった。

・・・なんというかね、登場人物の誰一人として共感できる人がいないのですよ。
エキセントリックな妻知恵子も、行動の読めない水城さんも。
そしてなんといっても敦!はっきりしない、問題を先延ばしにする。
そのうえそういう状況から逃げるように他の女性との浮気。
少しも魅力を感じないんですよね。
みんながみんな本音を言わず、殻をかぶって生きていている感じ。

「八月の路上に捨てる」っていうタイトルも、ちょっとわからず。
いったいどういう意味だったのだろう?
全体的にちょっと期待はずれだったかな。

もうひとつの収録作品の「貝からみる風景」のほうが心に残ったな。
小さな出来事が気になってしかたない夫に、同じように好奇心を示す妻。
夜、気持ちのいい風がふくらますカーテンに包まれてベッドに寝転ぶシーンは
なんだか幻想的で好きでした。

八月の路上に捨てる/伊藤たかみ  122P
お気に入り度:★★☆☆☆
第135回(平成18年度上半期) 芥川賞受賞

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タグ : 伊藤たかみ 中編小説集

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2012.10.28 11:11


『たぶんかなり無秩序な、無論ひどく偏った、
でもどう見ても力強いアンソロジーです。
力強すぎるかもしれません。』


book活発な暗闇

詩ってむずかしいですよね。
自分に酔ってるようなのって、こっちが恥ずかしくなったりしちゃって。
だからふだんほとんど読むことはないのです。

そんな私が何気なく手に取ったこの本。
和洋さまざまな詩人たちの宝石のような作品を、江國さんが拾い集めたのですが
それらは日常に散りばめられた風景の一コマのような心地良さなのです。

中でも特に印象に残ったのは、恋する娘を見守る母の目線の「娘とアップルパイ」。
おそらく訳ありの恋をしている娘。そしてそんな娘が、冬の朝にアップルパイを焼いている。
そんな姿を見て母は、「いいではないか、娘が彼を愛するのなら」と自分に言い聞かせるのです。
私は母の気持ちになったり、娘の気持ちにもなって、とってもとっても深い愛を感じるのです。

それから、シンプルな言葉で恋人たちのロマンスを書いた「夜のパリ」。
    闇の中でひとつずつ磨るマッチ
    はじめのはあなたの顔をいちどに見るため
    次のはあなたの眼を見るため
    最後のはあなたの唇を見るために
    そしてあとの暗闇はそれらすべてを想い出すために
    あなたをじっと抱きしめながら。

素晴らしくないですか!
このくらい潔い言葉ってすごく心に残ります。

逆に疲弊した恋を描いた「朝の食事」もまた、私の中にひっかかりました。
おそらく小さなテーブルをはさんで、朝食を食べるふたり。
コーヒーにミルクを落とし、かき混ぜ、飲んで。
煙草のけむりでわっかを作って、灰を落として。
そしてレインコートを着て雨の街に出ていく彼。
その間、私には何も言わず、私のほうを見ず。
そして頭をかかえて泣く私。
朝の冷え切った部屋に流れる沈黙が、刺さるように痛く感じました。


ほかに気になったのは、ウンベルト・サバ、ブローティガン、中原中也など。
江國香織さんって、小説はあまり読んだことがなかったけど
彼女が選んだ詩を見ていると、その感性にすごく共感するところがある気がします。
今度はじっくりと小説も読んでみよう!

活発な暗闇/江國香織編  164P
お気に入り度:★★★★☆

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↓自分の覚書用に収録作品を記載しました。

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タグ : 江國香織 詩集 アンソロジー

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2012.10.28 11:03

いつも春とか、夏の誕生日の人をまとめてお祝いする我が家ですが
今年は父が古希ということで、単独でお誕生日会をしました^^

誕生日会4261
場所は実家の近くの中華料理やさん。
幹事は私たち3姉妹ですが、お財布係は母なので
自分ではなかなか行けないちょっとお高めのお店をチョイス。ふふふ

誕生日会4262
こういうとき暗黙の了解で、なぜかオーダー係は長女の私。
みんなが口ぐちに言う注文をメモして、お店の人に渡します。
なんでだかわからないけど、みんな、私に向かって言うんだもの!(笑)

仕事で参加できないかも、って言っていたうちの夫も、少し遅れて到着。
こういうイベントが大好きな夫なので、絶対遅れても来るよね、って
みんなで言ってたら、やっぱり来ました(笑)

誕生日会4260
息子の念願の「中華やさんの卵炒飯」。
炒飯にハマりまくっていて、いつも学校から帰ると自分で作っているのですが
「これだよ!うますぎる!」と感動していました。

誕生日会4265
そして最後はバースデーケーキで締めです。

誕生日会4269
孫を膝に乗せて、Happy Birthday♪を歌ってもらってご満悦の父。
また来年も、再来年も、ずーっとこうやってみんなでお祝いできたらいいな^^


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2012.10.21 22:10

実家の父から、家庭菜園のピーマンをもらいました。

ジューシーピーマン5495
この細長いの、ピーマンなの。ししとうみたいでしょ?
夏に行った石川県で種を買ってきて、植えたそうです。
大きさもちょうどししとうくらいで、身が厚くてけっこう固め。
食べ方がわからないので、とりあえずフライパンで炒めてみました。

ジューシーピーマン5532
小さいものは丸ごと。破裂防止のために少し切れ目を入れて。
大きいものは半分に切って。たかのつめと一緒に、ごま油で焼いて
お酒と醤油を少し入れて、ふたをして蒸し焼きに。

これが、あまりに美味しくて自分でもびっくりでした!(笑)
あんなに固かったのに、火を通したらものすごく柔らかくジューシーで
口に入れると汁がぽたぽた落ちるほど。

もう今シーズンは終わりだそうで、とっても残念・・・
来年もまた作ってくれないかな(笑)


それからもう一品は、麻婆春雨。
麻婆豆腐5537
うちのはボリューム重視なので、豆腐や小松菜も入れちゃいます。
我が家風の麻婆は、中華というより和食風。

味噌5528
こちらも石川県でたくさん買ってきた味噌と、和風だしを使って。
お米が美味しい土地なので、米こうじ味噌がとっても美味しくてお気に入り。

麻婆豆腐5545
こんなふうにあつあつご飯にのっけるのが最高!

かき玉汁5542
おかずが味噌味なので、おつゆはお吸い物にしました。
ニラとえのきと卵でかき玉汁に。

やっぱり地味メシはいいですね!

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2012.10.21 22:07


『公園の緑はいっそう深くなり、姿を見せない蝉が競うように鳴いている。
扇風機を強にして、畳に寝そべり、女性誌をめくっていた繁田繭子は、
「一日限定二十食 魅惑のミルクプリン」を売る代官山のケーキ店を
赤いサインペンで囲み、首にかけたタオルで額の汗を拭う。』


最近目が疲れやすいので、せめて夜はPCを控えめにして、読書をしています。
と言いつつ、角田さんの長編はつい夢中になって夜更かししてしまうので
ほんとに目にいいのか!?って思っているんですけど(笑)
book森に眠る魚

怖い本だとは聞いていましたが、なるべく評判をシャットアウトして読みました。
いやー、ほんとに怖い!けれど怖いもの見たさでぐんぐん引き込まれて
結局週末の半日ちょっとで一気に読んでしまった。

前半で、ん?これ読んだことあったかな?って思い当るのですが
すぐに気付きました。少し前にTVドラマでやっていた、恐怖のママ友ドラマにそっくりなのです!
この小説の刊行のほうが先なので、ドラマの脚本が参考したのかもしれませんが
登場するママたちの行動やら、生活ぶりがほんとそっくり。

繭子、千花、容子、瞳、かおりの5人の母親たちは
一見どこにでもいる、まぁちょっと子供の教育に熱心な女性たち。
子供の年も近く、いい友達に巡り合えた、と喜んでいたのに。
ほんのちょっとした嫉妬や、不安、気の回し過ぎから小さなほころびができてゆくのです。

私自身は、お受験とか、幼児教室とか、公園デビューという場所に
身を置いたことがないので実感はいまひとつですが
ママ友の世界って多かれ少なかれあるんでしょうね、実際に。
子供を中心とした小さな世界で、他人の言動に疑心暗鬼になったり、陰口や噂話が飛び交ったり。
そして子供の出来を比べ、夫の収入を比べ、住まいを比べ・・・

誰にでも心の奥底に持っていそうな心の闇、ブラックな毒の部分を
今回も角田さんはなんと見事にすくい上げているのでしょう!
彼女はまず冒頭で、キラキラと楽しげなママ友の交流の様子を描いて読む人を安心させておき
そのあとでじわじわと違和感が、薄いグレーの霧のように立ちこめるのです。
角田さんはその様子を、「ぽとりとしたたる滴のように、瞳はかすかな不安を抱く」とか
「広がっていく違和感に蓋をするように」などと鋭い表現をするのです!

いろんなことがあったのち、彼女たちは救われたのでしょうか。
子供が希望する学校に合格した母もいれば、不合格だった母もいる。
そして家を手放した母もいれば、念願の第2子を身ごもった母もいる。
けれどそれで幸せになったかどうかは、その人の心の持ちようと描かれているラストが
とっても興味深いものとなっていました。

森に眠る魚/角田光代  365P
お気に入り度:★★★★☆

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タグ : 角田光代 長編小説

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2012.10.21 21:56


『パン屋再襲撃の話を妻に聞かせたことが正しい選択であったのかどうか
僕にはいまもって確信が持てない。
たぶんそれは正しいとか正しくないとかという基準では
推しはかることのできない問題だったのだろう。』


電車で出かける時は、文庫本が必需品です。
でないと、電車の中で手持ちぶさたで落ち着かないのです。
なのに・・・この日はうっかり忘れてしまって。
駅の売店でとりあえず買ったのがこの本でした。
bookパン屋再襲撃


何度か読んだ気がするから、家のどこかにある気がするけど。
でも久々に読んでみたくなってしまって。
村上さんの短編は、独特の世界があって大好きなのです。


夫がうっかり漏らした、過去のパン屋襲撃の話を聞いて
妻はもう一度パン屋を襲おうと言ってきかず、カローラで夜の街に出る・・・(パン屋再襲撃)

ある日、動物園から忽然と消えた象と飼育員。
その前夜の一部始終を、僕はこっそり見ていた・・・(象の消滅)

妹の婚約者と会ってくれと頼まれた兄。しかし気が進まない上に、彼が気に入らない兄は
子供っぽい小さな抵抗をする・・・(ファミリー・アフェア)

ふと手にした写真雑誌に、かつて一緒に暮らしていた双子の姉妹の姿を見つけた男は
思い出に浸り、変わった夢を見る・・・(双子と沈んだ大陸)

日曜日にはいつも日記をつける習慣のある僕。
外には嵐のように強い風が吹いていた・・・(ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起
                            ・ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界)

迷子になった猫、ワタナベノボルを探して、ある路地に迷い込んだ僕は
ねじまき鳥が鳴くその露地で、不思議な少女に出会う・・・(ねじまき鳥と火曜日の女たち)


・・・・・こうやってあらすじを書くと、身も蓋もないのですよ、村上ワールドは。
ストーリーうんぬんではなくて、半分リアルで、半分空想の中、みたいな
その心もとない、半透明な空気感。
まるで、ゆるーく固めたゼリーの中を、ゆっくり前進しているような?

ここに納められたすべての作品に、そのどこかひんやりとした肌触りを感じて
短編集だというのを忘れて、彼の世界に深く入り込んでゆくのです。

ところでつい先日、日本の動物園で鹿が忽然と消えてしまったというニュースが流れました。
高い柵を越えられるわけもなく、監視カメラに怪しい人物も映っていない。
飼育員も首をかしげたこの不思議な事件。
村上ファンならきっと、まっさきにこの「象の消滅」を思い出しましたよね!

■収録作品■
「パン屋再襲撃」
「象の消滅」
「ファミリー・アフェア」
「双子と沈んだ大陸」
「ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界」
「ねじまき鳥と火曜日の女たち」

パン屋再襲撃/村上春樹  234P
お気に入り度:★★★☆☆


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タグ : 村上春樹 短編小説集

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2012.10.21 21:54


『正月用に買ってきたはずのインスタント食品は、正月が来るまえに食べてしまう。
「正月用に買って来たんだろ?」と呆れて訊けば、
「この即席感に、つい負けちゃうのよね」と言いながら
目のまえで冷凍の肉まんなんかをレンジでチンする。』


bookあなたとどこかへ

自動車メーカーのサイトに連載されたものをまとめた本のようです。
どれもドライブがテーマになった短編が8つ。

バブル時代を過ごしたた私にとって、ドライブ=デート、なんだけど(笑)
ここでのドライブの相手は、夫婦だったり、母娘だったり、ひとりだったり。
皆なにかもやもやしたものを抱えていたり、昔の恋の再燃にときめいていたり。
そして、車というひそやかな密室はそのまま、さまざまな結末へと走り出すのです。

この中で私が好きだったのは、角田さんの姉弟の話。
恋人にふられ、仕事も辞めてひきこもっていた私を、弟がドライブに誘うのです。
最初は面倒から悪態をつきながら渋々付き合う私でしたが
ぽつぽつと子供の頃の思い出を話すうち、弟の本当の優しさに気付くのです。
私には弟がいないから、なんだかうらやましくなってしまって。

反対に、ちょっと理解できなかったのが、片岡さんの作品。
昔一世風靡された作家さんですが、私は読んだことがなかったのです。
でもストーリーがどうというより、この方の文体が私には合わず・・・・
なんかね、英語をむりやり直訳したようなまどろっこしさ。
たとえば、「一昨日から始まった、そしていまその三日目をこうしてひとりで自動車で旅をしている、一週間にわたる休暇を取るために、彼はひと月にわたって奮闘しなければならなかった。わずか一週間という時間を空けるために、文字どおり彼は奮闘した。」というところ。
何度読んでも意味がわからなくて^^;
一週間、とか、奮闘した、とか何度出てくるんだ・・・
最初から最後までずっとこんな感じ。相性の問題なのかなぁ。


■収録作品■
「乙女座の夫、蠍座の妻」吉田修一
「時速四十キロで未来へ向かう」角田光代
「本を読む旅」石田衣良
「慣れることと失うこと」甘糟りり子
「この山道を・・・」林望
「娘の誕生日」谷村志穂
「遠い雷、赤い靴」片岡義男
「夜のドライブ」川上弘美

あなたと、どこかへ。eight short stories  205P
お気に入り度:★★★☆☆

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タグ : 吉田修一 角田光代 石田衣良 甘糟りり子 林望 谷村志穂 片岡義男 川上弘美

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2012.10.13 21:19

いわし雲7063

自転車で買い物に出かけてふと空を見上げたら、見事ないわし雲!
秋ですねー。
明日はお天気崩れるのかな?


冷凍5415

家に帰ったら週末のお約束、冷凍仕事^^
休日しかゆっくり買い物できないので、お肉の美味しいお店に週1出かけて
買いだめ&冷凍しています。

上の段は、お弁当用に「お肉の野菜巻き」と、竹輪。
真ん中の段は、鶏肉を自家製の味醂味噌と、塩麹にそれぞれ漬けたもの。
忙しくて余裕がないときにこれがあると心強いのです。
解凍して焼くだけでいいんですもの!
下の段はひき肉や細切れをパックのままジップロックで手抜き冷凍(笑)

このほか写っていませんが、ブロッコリーをまとめてゆでておいたり
ほうれんそうの胡麻和えをアルミカップに少しずつ入れて冷凍したり。(どちらもお弁当用)

毎週ちょっと手間ですが、平日の心の余裕のための大事な作業です。
(なんておおげさ!)


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2012.10.13 21:00


『性交した。夫はすぐに眠ったが私は眠れず
起きて服を着て、ベランダにいって煙草を吸った。
日中は雨が降っていたのに夜空は晴れ渡っていて
濃紺の空には厚ぼったい雲までかかっている。
いくつか星が見えた。
すっと一筋、こぼれおちるみたいに星が流れた。


book予定日はジミー・ペイジ

ある晩、マキはベランダで流れ星を見ながら、突然、子供ができたかも、と思います。
そしてその思いは実際のものとなり、マキは身ごもるのでした。
しかし、夫や周囲の人々が手放しで喜び、おめでとうと言ってくれるのに
マキは不思議な気分に陥ります。
それが嬉しいことなのかまったくわからないのです。
そして、素直に喜べず、そんなふうに考えてしまう自分に自己嫌悪になるマキ。

そんなことはおかまいなしに成長していく赤ちゃん。
夫に八つ当たりしてみたり、同じような妊婦さんのブログにコメントをしたり、
プレママクラスに参加してがっかりしたり。
そうやって自分の感情をあちこちにぶつけていきながら、知らず知らずのうちに
赤ちゃんと一緒にマキも成長していったのでしょうね。

それにしても角田さん、出産経験はないというのに
この妊婦期間の心の揺れ動きのリアルさったら!
そうなんですよね、とくに初めての妊娠って不安やとまどいはたくさんあると思う。
なのに周りは、おめでとう!よかったね!名前は決まった?とどんどん先へ進んでしまう。
妊娠期間はよく、十月十日(とつきとおか)というけれど
それは赤ちゃんの育つ期間でもあり、母親となっていく期間でもあるのでしょうね。

なんだかいろいろ忘れていた気持ちが蘇ってくるようで
読みながらときどき、鼻の奥にツーンとこみ上げてくるものがありました。
すごくすごくよかった!
妊娠なんて考えたこともないときに読むのもいいと思うし
妊娠中に不安になったときも、出産後育児に疲れたときにも
そして私のように新鮮な気持ちを忘れかけた人にも(笑)
とってもおすすめしたい本です。

ときどき出てくる、ささみとセロリのサラダだの、浅蜊と小松菜のパスタだの、
アボカドと湯葉のサラダだの、豚ひき肉とキムチとトマトの冷やし中華だの、
マキがつくるおうちごはんもすっごく美味しそうで気になりました!

予定日はジミー・ペイジ/角田光代  247P
お気に入り度:★★★★☆

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タグ : 角田光代 長編小説

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